議員日誌1097  議会の責務③ 要望書  R5 9/22

 筑西市議会の有志議員10名で、玉戸一本松線の早期完成の要望書を提出してまいりました。 

これまで申し上げた通り、玉戸一本松線は、筑西市の中心部に位置した幹線道路であり第2次筑西市総合計画において市街地内環状線として位置付けられている都市計画道路です。国道50号と国道294号を結ぶ機能を持つことにより、迅速な緊急輸送が可能となります。つまり近年激甚・頻発化している自然災害への備え、国土強靭化に資する幹線道路であります。さらに立地企業の生産性向上や交流人口の増加による地域活性化が期待されることから、旧下館市において平成12年4月10日に都市計画決定されていました。合併後の筑西市においても須藤市長は筑西市最重要路線と認定し、冒頭の総合計画に位置づけ、平成30年からの基本設計、実施設計を経て、令和2年に着工し、令和6年度末には供用開始の予定となっておりました。

 ところが、難工事を理由に、供用開始は令和15年に変更するという発表がありました。我々市議会としては当然納得がいきません。早期の完成、供用開始実現の可能性を求めてまいりました。それが市民に対する議会の責務です。本来、市議会の意志として議長名で要望書を出すことが求められるのですが、過半数の議員が「議会として要望する意義はない」として参加しませんでした。残念です。


コメントは受け付けていません。