議員日誌253    脱原発の機運     H26 1.19

 マスコミでは知事選がかまびすしい昨今です。先日細川元総理が出馬表明をしました。これを小泉元総理が全面支援しています。看板政策は「脱原発」。細川氏は別にして小泉氏を私は好きではありません。好き嫌いは別にしても2人とも過去の人です。しかし、「脱原発」を自民党や経団連を敵にまわして掲げる姿は共感します。以前にも書きましたが、私は今は信念を持って原発廃止を訴えたい。私の取り組みとお二人の取り組みはスケールが違うでしょうが、基本は同じです。その意味で細川・小泉ラインを支持します。選挙権はありませんが。

 原発の電力を火力で賄うことが現実的のようですが、ソーラー発電を本命視すべきです。他の自然エネルギー発電でもよいのですが全国的に見てソーラーは普及しています。固定価格買い取り制度のおかげです。しかし、次のステップに進みませんと基幹エネルギーになり得ません。各家庭が、あるいは工場がソラー発電で自家消費電力を賄うことを到達点とするならば、安定性と低コストの努力が必要です。現時点で、パネルは量産効果で低価格になっています。問題は蓄電池です。一般家庭用で1基200万円もします。これまでにも書きましたが、筑西市は全国に先駆けて、脱原発宣言し、そのための家庭用蓄電池の補助金制度を創設してほしいものです。

 過去の人呼ばわりは大変失礼ですが、せっかくマスコミ受けするお二人が機運を盛り上げています。須藤市長には、話題性のあるうちに発表することをお勧めします。

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