議員日誌252    桜川市の地域医療事情     H26 1.16

 新聞報道によれば、14日桜川市議会の全員協議会において、県西総合病院の今後について協議が行われました。新中核病院を建設する前提として、筑西市民病院が診療所となることはすでに合意がありますが、県西総合病院は未定でした。そして、全協において病院として残すことを決めたようです。県や医師会は県西総合病院を19床以下の診療所とすること主張しており、須藤市長も同じでしょう。それは新中核病院の医師確保に関して県や医師会の協力を見込めること、交付金25億円の条件であることによるでしょう。

 しかし、桜川市議会は、頑なに診療所化を拒みます。これまでは、桜川市議会は政局がらみで、現市長に反対するための意見で混乱という見方でしたが、此度は全会一致で病院を残すと主張しています。桜川市、特に岩瀬地区は1次医療機関が少ないという事情があります。一日400人の来院のある病院をなくすことを説得することは困難です。これは覆らないでしょう。

 今後、建設推進会議をどう進めるか、新中核病院と県西総合病院、協和中央病院の共存は可能か、不可能と判断した場合、白紙に戻しそれぞれ単独(あるいは機能分担)で進めることが可能か、まだまだ紆余曲折がありそうです。

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