新しい筑西市を創る会
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筑西市の第一の課題は人口減少対策です。
毎年1000人近く減少していますが、筑西市の減少率は0.8%、茨城県全体の2倍、全国の実に4倍の高さです。筑西市の減少率は突出しており、このままでは衰退は免れません。
データでは若い世代が都市部へ移住しています。その原因を知ることが地方創生の第一歩。若い世代にとって魅力のある都市への総合戦略が必要です。

 

筑西日誌議会報告

 

 

 

 

広大で肥沃な農地に恵まれたこの地は大規模農業の可能性十分です。
また従来にない新しい農業に挑戦している農業法人も誕生しています。これを支援し、農業先進地を目指せば雇用の創出にもつながります。

 

 

筑西市には産婦人科を含め恵まれた1次医療体制があります。これをアピールすることも重要です。しかし救急医療は未整備です。新中核病院、ドクターヘリを使った医療連携、筑西市に必要な救急医療体制の確立を目指します。

 

 

地方中核都市としての産業基盤が必要です。
そのためには企業誘致、新市街地の創出が必要です。現在完成しつつある幹線道の沿線の開発に活路を見出すべきです。平坦で自然災害の少ない土地柄は、都市間競争を強いられる今後の武器となりえます。

 

 

小規模校では十分な設備や課外活動に制限があります。学校の適正配置により他市・他県に負けない教育施設にすることが必要です。
また、今後小中一貫教育が導入されますが、地域にあった特徴ある一貫教育を目指すべきです。

 

 

筑西市の歴史は古く、旧下館は10世紀の平将門の乱の舞台であり、戦国武将水谷氏が居城を構えていました。その後江戸時代を通し明治まで下館城があり、さらに新治地区の郡衙跡は7世紀、関城跡は14世紀の南北朝動乱の遺跡です。
また板谷波山先生、森田茂先生の二人の文化勲章受章者を始めとして多くの文化人を輩出しています。
このような郷土の歴史と誇りを教育に取り入れることで、愛郷心を育む事が出来ます。歴史・伝統と先進学問のバランスのとれた人材が地域振興を目指し活躍してくれることが期待できます。

 

 

 

地方(市町村)議会は議会制民主主義の原点です。それは、議員という住民の代表を、直接知り得る市民の中から選出できるからであり、それ故自らの判断で選出することが可能となるからです。議会について漠然と「選挙によって選ばれた議員による多数決での合意形成の場」と考えがちですが、直接知りうる市民代表からなる議会でなければ地方における議会制民主主義の意義は薄れます。

地方自治は地域住民の目線、地域住民が主役の政治を行う事が最重要です。それには地域住民の生活を体現した者が議員となる必要があります。私は、地方自治を論ずるとき、地方議会をもっとも重要視しています。