県議の補欠選・筑西市選挙区が行われます。候補者は2人、一人は先の市長選で次点だった元市議のI氏、もう一方は、まったくの新人・しのはら克子氏。
しのはら氏は息子さんの難病・脳脊髄液減少の看護が出発点だそうですが、多くの仲間と共に難病治療、地域医療の充実を10年以上訴えてきたそうです。この難病に苦しむ患者とその家族のためにも茨城県の地域医療政策を充実させるために出馬したそうです。その他の重要な訴えは、利権政治から脱却があります。有力な政治家や団体の支援は全くありません。
一方のI氏は先の市長選のあと目標を切り替えて出馬したのでしょう。「市長選で掘り起こした票を無駄にしたくない」が本音でしょうか。先の選挙で協力いただいた自民党の県議会議員M氏に反旗を翻した形です。I氏にたいしては、衆議院議員T氏、それに須藤茂・前筑西市長が応援しているようです。とにかく政治力のある方たち。政治理念、出馬の志より政治力を求める姿が見えます。
此度の補欠選挙では、利権政治からの脱却、地域医療政策(具体的には西部メディカルセンターに難病治療の拠点を置くこと)を掲げるリベラル派のしのはら克子氏を応援いたします。昨今のご時世、定員2名の県議枠に、自民系2名は時流に合いません。