議員日誌58  定例会(12月議会)閉会

 12月議会は、全議案可決で閉会しました。通常は、反対討論があるのですが珍しく賛成討論のみの採決となりました。執行部は満足だったでしょう。議員提出議案が4案ありましたが、こちらもすべて可決となりました。国へ意見書を提出するものですが、「教育予算拡充を求める」「年金受給資格期間短縮を求める」「最低補償年金制度の創設を求める」「緊急事態基本法の拡充を求める」といった内容でした。

 今定例会の特徴は、S氏に引き出された市民ホールの建設問題です。市民会館条例の廃止案と請願「市民会館の再建を求める」をスピカビル本庁舎移転案の論拠とし、一気に政治課題に載せようというものでした。そしてこれを多くの議員が支持し始めている様子です。今後、概ね5年の間に新中核病院建設とスピカ本庁舎移転、市民ホール建設ということを主張しているわけですが、大多数の市民に議論を提供することもなく突然このような最重要施設の建設位置を確定するような議会の動きには戸惑いを感じました。

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