議員日誌750  マイナンバーカード普及策  H30 11.21

 先日、商工会議所の部会において「マイキープラットホーム」の研修に行ってまいりました。地域経済、地元商店街の振興につながるということで商工会議所が企画したものですが、私の目にはマイナンバーカードの普及策に見えました。

 技術的な話は横に置きますが、クレジットで買い物をしたり、あるいは行政主催のイベントに参加したりするとポイントをいただくことがあります。それぞれ専用カードにポイントがたまる仕組みとなっていますが、このポイントをマイナンバーカードに移し替えて、これを地元商店やネットショッピングに使えるようにする計画です。

 はたしてこれは、地元経済振興のためかマイナンバーカード普及のためかあれこれ考えてしまいます。カードの利用場面を想像しますと、商店でのレジあるいは自宅のパソコンの前でカードリーダーにかけます。このとき、ICチップを読み取るわけですが、そのなかの情報として個人番号があるのではないか。研修では個人番号は含まれないということでしたが、別の資料には含まれるとなっています。個人番号の疑問が解消されない限り普及は難しいのでは?と感じました。

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