議員日誌203     のり愛くん   H25  7.19

 私事ですが、86歳の母は、月に一度協和中央病院に掛ります。病名は定かではありませんが、CTの検査を受けるのだそうです。予約はいつも朝8時半、これに間に合わせるため、私は8時10分に母を車に乗せて家を出ます。10時半ごろ診察が終わるので、一旦戻ってからまた病院に向かいます。サラリーマン息子ではやってられません。バスや電車を利用できない高齢者は移動手段をどう確保するのか、社会問題です。

 実は、筑西市には公共交通手段として「のり愛くん」があります。現在、登録会員は1万2千人、1日平均150人が利用しています。移動手段のない高齢者にはありがたい存在です。しかし、母は利用したがりません。我がままといえばその通りですが、母曰く―予約を忘れる、帰りの時間がはっきりしないと予約もできない、乗り遅れると途方に暮れる、土日祝祭日は利用できない、息子を使えるなら当然使う、息子がいなくともお金があればタクシー使うと。

 のり愛くんを否定するものではありません。しかし、改善する余地はありそうです。予約ばかりでなく当日の申込みを受け付けられないでしょうか、たまたま見つけたのり愛くんに乗車できないものでしょうか。無理は承知ですが。

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