参院選茨城選挙区を取り上げてみます。改選(当選人数)2名に対し立候補者は8人、そして与党自民党が1人で野党系が7人です。自民党に逆風が吹き荒れていますが、反自民票が7分割されますのでここ茨城では現職自民候補者は当選確実です。
ところで茨城自民党候補者は、東大卒官僚経験者で優秀であることは間違いなしですが、政治姿勢はいかがでしょうか。自民党の欠点(利権と裏金)について批判しているのでしょうか。先の筑西市長選挙に一人の候補者とツーショットポスターを提供して保守分裂選挙を演出しました(結果は立憲民主党候補者が勝利)。与党国会議員が地方の市長選挙で新人候補とツーショットはあまり例がありません。彼の事務所に何故筑西市長選挙にかかわったのか、なぜ保守分裂に肩入れしたのか質したところ、「党の方針」ということでした。優秀な議員が党の方針に従うだけでは党の改革は進みません。