議員日誌1087  給食食材としての米飯   R5 7-27

  7月18日、市議会臨時会が招集されました。ここに議案として補正予算が出されていましたが、その中の一つ、「学校給食センター運営事業」280万円が計上されていました。説明では「筑西市産の米を道の駅グランテラス筑西から仕入れる。そのため、児童生徒に提供するための弁当箱を購入する費用」とありました。少し説明が必要です。


  これまで給食センターは、米飯の仕入れは精米ではなく炊飯して弁当箱に詰められたものを扱ってきました。炊飯、弁当箱への盛り付けは業者へ委託しているようです。この流れを学校給食会に任せていました。つまり米飯全量、学校給食会から仕入れ、そのため弁当箱は学校給食会の支給したものを使っていたのです。仕入れの一部あるいは全部を道の駅から仕入れるとなると、自前の弁当箱が必要になるということのようです。逆に考えると、弁当箱があれば、いくつかの仕入れ先を選択できるということです。この意味で、自前の弁当箱を取得することは賛成できます。そうなると、蓋が外れたように疑問がわいてきます。


  これまでの説明では、学校給食会は全て筑西市産の米飯を納入してきたとされてきました。地産地消はかなっていたのです。であれば、地産地消を名目に役割の違う「道の駅」から給食食材を仕入れる理由、学校給食会からの米飯の仕入れ価格、他業者例えばJA北つくばや市内大手米穀業者の入札の可能性について何ら説明がありません。質してまいります。

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