議員日誌1082  超プレミアム商品券    R5年 6/22

 筑西市では、コロナ対応地方創生交付金2億3000万円(国からの交付金)を利用して今年度もプレミアム商品券を発行する計画です。内容は、1組が1000円で5000円分の買い物ができるものです。相当なプレミアムです。これを42000組発行するようです。経済効果は2億1000万円。プレミアム商品券の目的は、市民への家計支援、地元商店街支援、そして地域経済の活性化です。此度の商品券はこれまでにない高プレミアム付き、目的は十分達成するでしょう、しかしながら、2つの点で改善が必要です。


① 2億1000万円の経済効果をもたらしますが、投じる国からのお金が2億3000万円で、得られる経済効果が、それより低い2億1000万円というのは如何なものでしょうか。工夫して、もっと高い経済効果を生み出せないものか。

② さらに、高プレミアム商品券になりますと、商品を買わずにそのまま売却する(1000円が3000円になる、あるいは4000になるということで儲かる)可能性が出てきます。買い手が事業者の場合、この買い取った券を確実に5000円に換金できますので儲かります。しかしこれでは商品・サービスは動きません。想定しない金の流れになります。この防止策はないか。

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