議員日誌161      継続審議は妥当

 既にお伝えしましたが、本日は新中核病院に関する補正予算のための臨時議会が開かれました。県が提案した新・新提案―3病院再編統合案を推進するための基本計画を作成する費用を予算化するものです。基本的に筑西市議会は中核病院建設に賛成です。これまでも、この件に関して執行部が提出した案件には賛成しています。桜川市が離脱しても単独構想に賛同しましたし協和中央病院との再編案が浮上した時もそれ自体には反対しませんでした。しかし、ここ半年間、地元医師会との合意形成が出来ないこと、進捗情報が届かないことへの不信感が議会には生まれていました。ほとんど時間切れ、計画はとん挫と思われた矢先に此度の提案でした。

 ここ数日間にいくつかの情報が入りました。医師会は反対しない、桜川市議会は協議に応じるというものです。これまでの筑西市の努力を軽視する展開に忸怩たる思いはありますが、本懐を遂げるためなら譲歩も厭いません。しかし此度の基本計画のための予算は少し軽率です。2公立病院の再編案の時の2の舞いです。桜川市議会と歩調を合わせるべきです。執行部は時間がないというけれど、既に時間切れが濃厚です。国が定めた計画に、筑西市だけが急かされるように拙速に進める必要はありません。2市でやるなら歩調を合わせるしかありません。新・新提案に乗るのであれば、桜川市議会が必要予算を通すまで継続審議とすることが妥当です。

                                                               平成25年2月20日

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