議員日誌159   中核病院の新・新枠組み

 本日の新中核病院建設推進特別委員会において、執行部より新情報がもたらされました。県より新たな提案、これまでの市民病院と協和中央病院との統合計画に県西総合病院を加えること、つまり3病院の再編統合案がしめされました。とにかく進展を望む者にとって、新たな不確定要素を抱える話は戸惑います。何故今になって?、これでほんとに間に合うのか?。多くの委員が質問します。

 説明によれば、協和中央病院と市民病院の統合がなされれば、県西総合病院の存続が危ぶまれるという医師会の主張は考慮すべきであり、桜川市議会のこれまでの反対理由である建設場所と病床数についても変更の可能性が生じるということです。これが新提案の理由です。県は、地元医師会の説得は責任を持つ、建設場所は協和中央病院の意向で竹島地区を断念するということも示されました。そして、期限に間に合わせるべく、基本構想・基本計画を早急に取りまとめるため、補正予算を組む必要があり、今月20日、臨時議会を招集するようです。

 委員会の雰囲気は異論続出で否決ムード。これまでの話し合いは何だったんだ、竹島地区の合意をあっさり葬るとは何事だ、県の横暴だ。・・・。しかしこれまでも、新中核病院建設という大目的のために小異をすて大同についてきました。議会のメンツで否決というのは筋が違います。冷静に対処しなければなりません。ましてや、市長選がらみで行動すれば大義を失います。

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