議員日誌148    筑西市の小中一貫教育

 日誌145に、小学校の統廃合に関する一般質問について述べましたが、教育改革の流れとして、小中一貫教育(日誌138を参照のこと)の見通しについても、市長の政治姿勢の項目で質問しました。吉澤市長は、公約に入れる可能性を否定しませんでした。

 つづいて、教育長に筑西市教育委員会としては小中一貫教育のスタート時期について、いつが理想的と考えていますか、と質問したところ、20年後という回答がありました。10年後に統廃合、さらに10年後に小中一貫教育導入が理想的ということです。準備は始めるが、実施はまだ先ということでしょうか。今の子供たちが大人になり、その子供が小学校に入るころです。少し驚きました。

 小中一貫教育は、既に31の自治体で始まっており全国連絡協議会が存在します。近くではつくば市も導入しています。地方都市は、人口減少に悩みその対策が急がれていますが、教育に関して先進的であるということを売りにすることも名案だと思います。日誌138でも述べましたが、理想的な小中一体型の一貫教育は費用も時間も掛かりますが、分離型であればそれほどではありません。トップの決断だと思います。

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