議員日誌143    新中核病院に関する質問②

 市長の政治姿勢として、新中核病院計画が時間切れとなる可能性とその場合の代替案について質問しました。前号でも触れましたが、計画は大きく遅れています。25年度中着工には現実的にほぼ不可能です。基本構想、基本計画、各種許認可手続きで22カ月掛かることは既に明らかにされています。着工という概念を何にするかの戦術を含めて期限に間に合わせようとしているのです。普通に考えれば時間切れです。ですから、この時期は、県が策定した地域医療再生計画がとん挫した場合の次善の策を、並行して考える時期ではないのかとういう質問です。回答は、現計画が成功するよう最善を尽くすというものでした。額面通り期待できません。次善の策を明かしてしまうと、現計画を断念したととられる恐れがあるのでしょうか。弱気だと思われることを恐れているのでしょうか。

 繰り返すようですが、新中核病院は必要です。全力でやったが結果駄目でしたで済む問題ではありません。理想ではないが、最低の線で地域医療再生が可能な策も考えてほしいものです。

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