議員日誌133    新中核病院と総合病院

 先日11月1日に、真壁医師会と筑西市議会の意見交換会が行われました。この席では、真壁医師会の協和中央病院と市民病院の再編統合に関する意見(医師会会員に対するアンケート結果)をお聞きするのが目的でしたが、非公開ということですので、私が特に気になることのみお伝えします。

 医師会の考える中核病院は総合病院ではなく、心疾患、脳疾患(更には消化器系疾患)に特化し、その他総合診療科を置く形態ということのようです。その理由は、総合病院では医師確保が出来ない、経費がかかりすぎ早晩財政問題が浮上するというものです。これまでの市の考えでは総合病院であり、協和中央病院との再編では当然その流れです。医師会は更に、協和中央は今後も必要な2次医療機関であるとの意見です。

 医療や病院経営に素人である議員にはその通りなのかと頷くほかありませんが、そこから推測できることは、協和中央を再編の相手に取らず、別の組み合わせすなわち県西総合との話に戻すことになるのか、しかしこれは時間切れであり、結果2年越しの今計画は白紙になることを意味しているように思います。

それとも、白紙に戻しても尚、医師会の主張する中核病院が可能なのでしょうか。以前にも伝えましたが、現市民病院を核として、県西総合病院から余剰ベット数を譲り受け、250床程度の新市民病院という選択肢も考慮すべきではないでしょうか。

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