議員日誌130    新中核病院と医師会

 新中核病院計画が、協和中央病院と筑西市民病院の再編統合という新たな枠組みで検討されている事はすでに報告致しました。この枠組みには様々な不確定要素があることも伝えましたが、地元医師会の協力もその内の一つです。残念ながら、地元医師会は反対のようです。新中核病院建設推進会議には参加しないことを表明しています。しかし新中核病院をあれだけ推進してきた医師会がなぜ反対するのか素人には少し不可解です。

 反対する理由を直接質問する機会がありませんので、間接的に得た情報ですが、この組み合わせでは、早晩県西総合病院が立ち行かなくなるおそれがある、そうなると結果的に筑西桜川地域の地域医療は悪化するということのようです。また、この組み合わせでは総合病院を目指すことになるが、それでは経営的に立ち行かない、よって脳疾患、心疾患に特化した病院を目指すべきであるということ、更に、結果的に市民病院の民間移譲であると主張しているようです。

 私は、医療的には素人ですのでこれらの予測の正確度は測りかねますが、県西総合病院との組み合わせはよくて、協和中央病院との組み合わせは反対である明確な理由とは思えません。県西総合は拒否され、協和中央病院は反対、第3の組み合わせが、または別の方法があるのでしょうか。タイムリミットは迫っています。一般市民が納得できる現実的な計画を提示する義務があるのではないでしょうか。

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