議員日誌126   地元企業

 私事ですが、ある地元企業から工場増設のため隣接農地の取得と関連許可の申請の依頼をうけました。大変ありがたいことです。筑西市の土地行政は許可関係が大変厳しいものがあります。農地法、都市計画法、農振法等々。この地に進出しよう、あるいは増設しようという企業は大切にしなければなりません。多くの企業は、筑西市の調整区域への進出は不可能に近いと考えているふしがあります。(調整区域の土地は当然低価です。低価でなければ土地を取得してまで工場を建設する企業はありません。)土地行政にかかわり、企業進出の一助になれることを誇りに思います。

 一方で、撤退する企業が後を絶ちません。零細企業が撤退する場合、殆どが債務超過であり、経営者やその家族は個人保証のため、生活が危機に陥ります。市税の滞納も付いて回ります。こういった人たちからの相談も、実は増えているのです。経営者の資質の差とばかり言えません。零細企業のセイフティネットを構築しなければ、この地域で企業する者はいなくなるでしょう。

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