議員日誌1118  のり愛くん-受注現場 ①  R6 2/3

 先日、筑西市のデマンドタクシー「乗り愛くん」の予約受注現場を視察させていただきました。「乗り愛くん」は、自家用車を持たない人、運転免許を持たない人のための公共交通です。予約制の乗合タクシーであり、運営は、(協)日専連しもだてが行っています。市民のほとんどは、筑西市が運営していると思っているようですが、筑西市は「日専連しもだて」に補助金を出して運営を支援しているのが実態です。

 日専連は、車両を所有しておらず運転手も雇用していません。既存のタクシー会社と契約し、常時12台の車両を運転手付きで借用し運用しています。日専連の行う業務は予約の受注業務と配車業務です。5人のオペレーターがこなしています。登録制で会員は約15000人、1日の平均利用者数は150人程度、年間利用者数は38000人程度です(コロナ禍前は1日170人、年間4万人程度)。

   車を運転しない市民にとっては大変便利な公共交通ですが、一定の利用者数で伸びがありません。登録者数から見ても需要は相当あるはずです。筑西市が住みよい街になるためにもその需要を取り込む必要があります。なぜ伸びないのか、その原因を解明し、対策を打つ必要があります。現場を見てまいりました。

次稿へ続く

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