議員日誌108   新中核病院近況

 新中核病院計画に関して筑西市長より要望書が出されたことを受けて、先月30日、桜川市議の全員協議会が開かれました。結論は、まとまらず、ということでした。市議の大勢は、筑西市の要望に否定的であり、一部の議員と中田市長が前向きという、これまでの構図と変わりません。この後、両市の市長、議長・副議長が会談するという情報がありますが、膠着状態を打開できるのでしょうか。

 市民の皆さんは、ここ一連の情報に戸惑っているのではないでしょうか。「桜川市が新中核病院計画から撤退し、筑西市は単独で計画を続行することになったはずなのに、何故、今まだ桜川市の意向を聞かざるを得ないのか、単独でやるとは一体どういうことなんだ。」――地域医療再生計画の重要な項目には、新中核病院の規模は最低300床であること、県西総合病院と筑西市民病院の再編統合という効果を生み出すことが入っています。筑西市が単独で費用を負担すると言っても、県西総合病院を巻き込まざるを得ないのが実情です。それには桜川市(市議会、一部事務組合の議会)の協力がどうしても必要です。

 新たな枠組み、新たな再生計画は認められないのでしょうか。市民としては視界不良が続きます。

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