議員日誌1044  学校跡地利用  ①   10/26

 筑西市ではご存じの通り、令和5年3月末で北中学校が閉鎖され、さらに令和6年3月末に明野地区の5小学校すべてが閉鎖されます。都合6つの学校跡地が出現します。閉鎖される学校の地元では喪失感、コミュニティの劣化が懸念されます。この跡地の利活用は、ある意味筑西市の喫緊の課題です。市議会明政会と有志2議員の総勢6名で、10月20、21日、学校跡地の先進的利活用を行っている四日市市と名古屋市を訪れ行政視察を行なってまいりました。

   初日は行政主導の利活用を図った四日市市の一例(橋北交流会館)です。ここは小学校跡地であり4階建ての校舎、体育館、8600㎡の運動場を利用しています。1,2階は市営の保育園(認定こども園)、3階は貸室(ほぼ教室のまま)、4階は民間委託の子供子育て交流施設です。学校跡地は敷地が広いので、駐車場が十分に取れることが強みです。

確かに幼稚園が不足している地域にはマッチしています。しかも地域住民交流を目的に利用もできるので、公民館的機能も持ち合わせています。

しかし、幼稚園がすでに十分機能している地域では、他の用途を見出さなければなりません。行政主導には限界もあります。その場合、民活の出番でしょう。

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