議員日誌56  新中核病院と桜川市議会

 今朝の新聞報道によれば、桜川議会は、筑西市と桜川市の共同計画である新中核病院建設に反対を表明したようです。今後、この影響は様々な形で表れることでしょう。この計画がとん挫すれば、地域医療(脳疾患、心疾患の急性期医療)再生計画を根本から考える必要があります。せっかく筑西市が一つにまとまったのに残念です。振り出しに戻れば、筑西市の意見もバラバラになる可能性もあります。暗雲が立ち込めています。

 それにしても、病院問題は複雑です。筑西市民病院は震災から復旧したかのようですが、その内実は自慢できるものではありません。言葉が適切かどうか分かりませんが、経営としては赤字(公営企業決算書では黒字)であり、一般会計から毎年6億以上の補助が出ています。今定例会では更に5億程の補正予算がくまれ、補てんするようです。23年度の一般会計から出される合計額は10億以上であることは間違いありません。

 このまま続けていけるのか、そのことが適正なのか、古くて新しい問題です。新中核病院計画が白紙に戻れば、否応なくこの難問に取り組まなければなりません。

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