議員日誌842  新・波山記念館構想の賛否

 前稿でお知らせしたとおり、新波山記念館建設の計画が進んでいます。筑西市にとって板谷波山は宝であり、顕彰することは是であります。これまでもそうでありました。反対する者はないでしょう。しかし、市の財政負担による建設・維持管理となれば身の丈にあった施設としなければ市民の納得は得られないでしょう。新記念館は美術館と同様かそれ以上の維持費がかかります。

 新記念館の整備検討委員会の議論で不足しているのが、「身の丈」です。筑西市の財政力からどの程度の年間経費が充てられるのか、ということです。市財政当局がメンバーに入っていませんのでやむを得ませんが、それであれば、基本計画が出来上がった現段階で、財政からの検討・議論を開始すべきです。

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