議員日誌840  権力の内部批判・自浄作用 令和2 2.1

 現在の我が国においては、政治権力トップ集団の驕り、緩みが目につきます。政治権力トップには備えるべき倫理感、道徳、規範があるはずです。それが国民の手本となります。違法でなければよい、法に触れなければよいというものではありません。ましてや説明責任放棄などあってはなりません。

 昨今の報道によれば、安倍総理はじめ政権・自民党トップの公権力行使に対する公私混同が目に余ります。「桜を見る会」の報道にはうんざりしている方も多いと思いますが、公権力の公私混同の典型的事例です。公費(税金)、公的行事を権力にある者たちが私的利益に利用している。公的組織(官僚たち)をも私的に利用している。そして官僚たちは、あまりに低級な庇い立てをしている  

 報道も国民も当然批判していますが、権力の内部から批判が出ないのでしょうか。政権内部でも国民の批判は当然知っているはず、ならばどうして自浄作用が働かないのか、やりきれない思いです。

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