議員日誌43  スピカビルあり方検討特別委員会10.5

 2回目のスピカ委員会が開催されました。今回は、議員からの提案がいくつか出されましたが、行政に対して要求すべき資料もまだ多くあるということで、その回答を待って、比較検討を進めることになりました。

 私は、なるべく現状を維持しながら、すなわち費用をかけない方向でスピカの活用を検討すべきと考えています。提案の中には、本庁をスピカに移転し、全面的に市役所庁舎として利用するというのがありました。私は、その選択肢の前に検討すべき選択肢があると思います。仮に、現本庁舎の耐震改修費が5億円程度以内で10年以上耐用年数があれば、本庁を移転するする必要はないと考えています。今、空いているのは地下、1階、2階ですので、この3フロア-を民間で活用することをまず徹底的に考えるべきだと思います。時間をかけてよいと思います。 スピカビルの維持費は現状であれば安いものです。テナントの家賃収入を考慮すれば年間数千万円程度で、図書館やアルテリオより遥かに低額です。

 売却するのであれば以前のブログ議員日誌32で述べました。どうしても買い手がつかないなら、売らなければよいのです。このビルは固定資産評価額が高すぎて、購入時に税金がかかりすぎます。6フロア-で2億1千万円、1フロア-あたり3500万円です。やはり民間が利用するには賃借しかないでしょう。低額な賃料を設定すべきです。思い切った施策を講ずれば、利用する民間業者が現れるはずです。

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