議員日誌643   電気自動車(EV)は環境派か   H29 9.14

 昨日のニュースを見て驚きました。世界中、EVが席巻するかのようです。フランス、イギリス、ドイツ、オランダ、ノルウェーは内燃エンジンの自動車の販売を禁止するそうです。そればかりではありません。巨大市場中国でもEVシフトが進みそうです。この市場でEVが主流となればその影響は計り知れません。アメリカのテスラ社のEVが大ヒットしていることはことに有名です。

 EVがもてはやされるのはなんといっても排気ガス(CO2、NOx)ゼロ、究極のエコカーと いうことでしょうか。しかし、誤解があります。EVそのものからは排気ガスは出ませんが、電気を供給する発電所では膨大な排気ガスを出すのです。排気ガスを街中から人里離れた山間部や沿岸部に移す作用になります。それを改善するにはやはり原子力発電ということになりかねません。本来、ここで再生可能エネルギーによる発電が主流になるべきですが、専門家の見立ては電力需要の急激な増加に対応が追い付かないということです。普及したEVの電力需要は爆発的と言えるそうです。

 


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