議員日誌199  病院の新構想     H25 7.5

 午後4時から全協が開かれました。主題は、新中核病院に関する新構想について。つまり、これまで須藤市長は2市2公立病院の再編統合を目指していましたが、これを断念し、市民病院の再整備(近隣2次病院との機能分担)するというものです。要は、筑西市単独による医療改革プランです。私は、筑西市議会でも機が熟しているとみていましたが、多くの議員から疑問や異論が出されました。

 理想はあるでしょうが、これ以上見通しのたたない状態は明らかに異常であり政治失態です。無責任に理想を求めることは政治では許されません。ここは市長が腹をくくって前進しなければならないところです。市民病院の現状は目を覆うものがあります。市民病院改革という立場でも単独事業は意味があります。2病院統合案の断念については、須藤市長は議会に意見を求めながら慎重に進めてきた経緯を認めます。本庁舎移転構想とはずいぶん違います。

 気になることは、執行部が「単独」と言う言葉を避け、「機能分担」と表現している事、今後も桜川市との協議・合意が必要と説明している事です。まだ策を弄しているという感じがぬぐえません。最短で市民に新病院の具体的構想を発表できるよう執行部には働いて頂きたい。

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