議員日誌121     隣国の反日デモ

 東京駅が創建時の偉容を取り戻したという新聞報道に興味をそそがれオノボリサン宜しく高速道を飛ばして見物してきました。日本の首都における代表的デモといえば脱原発・反原発デモがあります。さらに、最近領土問題で、隣国から不当な主張を受けていることなどから、少し騒々しいかと案じていましたが、東京駅の周辺は平穏そのものです。政治的プロパガンダの垂れ幕、ビラなど全く目にしません。現代日本人のノンポリぶりの象徴かもしれませんが、少なくとも、隣国の内政にまで目くじらをたて、首都や地方の主要都市で非難暴動を起こすよりは近代化していると思います。

 国の対応は国に任せるしかありませんが、我が同胞は、実に大人です。過剰マスコミをよそに、反隣国デモで政府の手を煩わせることもありません。このように成熟した国民の上に立つ日本国政府は隣国政府に比べたらどれほど楽か。少し不甲斐なさを感じるのは私ばかりではないでしょう。また、規制が緩すぎるのか商業主義に毒されてしまったのか、マスコミの劣化が進んでいるように思えてなりません。隣国の真の姿ばかりか、日本の真の姿をも報道しているのか疑問に思えるときがあります。

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