議員日誌119   市民アンケート―②

 市民アンケートに小学校の統廃合に関する設問があります。筑西市では、近年の少子化、人口減少により、新入生の数が十数人程度の小学校も見受けられます。これでは、ともに学び、競い合い、助け合うという集団学習の基本を学ぶ環境ではなくなります。

 この現実を受けて、設問で、

「子供たちの教育活動、並びに教育環境の向上を図るため、将来的な小学校の統廃合が課題となっているが、小学校の統廃合についてどう考えるか、」

そして更に、「統廃合を考えるべきと答えた理由をえらべ」とあります。

各設問は、なるほど当然の設問で、背後にある政治の意思は、小学校の統廃合であることがよく分かります。

しかし、行政改革推進という流れで果たして論じてよい問題なのか、教育改革というテーマの中で取り組むべきではないのか質しました。

これに対し、学校施設は公共施設の37%であること、公共施設適正配置に関する指針では、空き教室や学校そのものを地域コミュニティ施設として活用することなどが挙げられていることを主張していますので、行政改革の一環で構わないという回答でした。

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