議員日誌111   廃棄物減量等審議会

 筑西市には、廃棄物減量及び適正処理条例があり、この条例によって、廃棄物減量等審議会が設けられています。私は市議会議員からの充て職で委員を務めています。この席で初めて知ったことですが、筑西市(広域事務組合)は最終処分場用地を持っているが未整備のままになっているようです。環境センターで焼却されたゴミの残渣の最終処分は、米沢市の民間業者、北茨城市の民間業者の処分場に運んでいます。因みに処分料は年間約1億3,000万円。

 委員の多くが最終処分場の建設を推進する立場をとっています。市内で出したゴミは市内で最終処分をする、まっとうな意見だと思います。しかし、現実は厳しいものでして、最終処分場の敷地は現有2ヘクタールの10倍程度必要で、整備には十億単位の資金が必要、仮に用地が見つかっても付近住民の同意がなかなか得られないようです。この現状をどう考えたらよいのでしょう。

 

 

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