議員日誌721  富士市の企業相談センター    H30 7.21

 先日、富士市の視察研修に行ってまいりました。内容は「富士産業支援センター」、巷ではF-BIZ(エフ・ビズ)と呼ばれていますが、小規模企業支援の新しいコンサルティング事業です。中小、小規模企業を対象として、金融、広告、デザイン、マーケティング、販路開拓、ブランディング、情報技術などの分野の相談業務です。実はこれが大変な実績を上げているようです。相談者の7割が売り上げ増につながったそうです。

 研修講師は小出宗明氏。彼は「これまでの公的な企業相談所はほとんど無意味。」と淡々と言い放つ。小規模企業はほぼ100%が経営に悩みを持ち、相談したいと考えている、であれば信頼できる相談所があれば行列ができるほどお客さんが来てもおかしくない。しかし商工会や商工会議所などの相談所にはほとんど客がいない。その原因は、経営者が求める解決策を持っている人材がいないからと断じる。F-BIZでは各分野のプロフェッショナルを相談員に雇っている。その報酬(年俸)は1200万円。まさに一級のプロである。

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