議員日誌13 地域振興をテーマに一般質問 ③  

③ 野菜農業の振興策について

 筑西市の水田農業は全国有数です。――因みに生産額、県内1位です。わが郷土の誇りです。行政の支援は厚く、圃場整備も進んでいます。これからも集約化、大規模化が進むでしょう。米価市況の低迷はあっても、所得補償等の国策もあり、産業としては維持されるでしょう。

 では筑西市の野菜生産はというと、実は結構高いのです。米産出額が約74億円に対し野菜算出額は約79億円。野菜の方が多いのです。耕作面積は水田が約7,000ヘクタールに対し野菜畑は約2000ヘクタール。3分の1以下です。単位面積当たりの生産額は野菜畑の方が約4倍もあります。行政の投資効率でくらべたら圧倒的数字で野菜畑の勝ちです。野菜には補償金なし、圃場整備の補助金もなし。 筑西市においては野菜農業は優等生なのです。――因みに県内6位です。

 しかし、野菜農業は曲がり角を迎えています。明らかに高齢化し、その就業者数は確実に減少しています。従来の野菜農業では所得が少なく魅力がないから後継者が育たないのです。人口流出の一因と考えられます。

 そういった中でも筑西市には独自の技術とマーケティングにより事業拡大に成功した野菜農業経営者が誕生しています。風土、自然環境に恵まれた筑西市においては、野菜農業は、やはり成長産業なのです。ここに行政の出番があるように思います。先にふれた人口減少問題の対応策にもつながるのです。

 野菜農業を一つの産業ととらえ、さらに筑西市基本計画の精神を踏まえたうえで、市長の野菜農業に対する所見、政治姿勢を伺います。

 ************

市長の答弁

   筑西市の野菜、果物はすでに相当の実績をあげています。小玉スイカや梨は茨城県銘柄産地指定を受けており、地道に農産物のブランド化を図る努力を重ねた結果です。今後は、都市と農村の交流を図り、魅力と個性ある農業の振興に努めます。また、北つくば農協と共同でアグリパーク筑西を推進し、地産地消、顔が見える農業、一層のブランド化に力を入れてまいります。

************

  確かに筑西市の農産物はそれなりの実績を上げてきました。しかし、既存の農業は、担い手不足や高齢化が進み、曲がり角を迎えています。私は、新産業としての農業(具体的には野菜作りをメインとした新しい農業法人)を育成する姿勢を求めたのですが、理解されなかったようです。成長し、雇用を生み、経済を潤す産業として考えてほしいものです。筑西市の自然は可能性を秘めているのです。

コメントは受け付けていません。