議員日誌4 一般質問

 6月10日、一般質問初日です。今議会の一般質問希望者は15名で近年最多と言うことです。新人議員4名が名乗りを上げましたので当然です。10、13,14日の3日間に渡って行われます。私は、地域振興をテーマに「突出した人口減少について」「沿道地域の土地政策について」「野菜農業の振興策」、また、市民関心事として「震災後の市民病院復旧について」を質問しました。総括方式と一問一答方式があります。総括方式は、国会の代表質問と似た形式で、全質問を一通り行い、その後、回答がまとめてなされます。再質問、再々質問まで許されます。一問一答方式は、一つの質問ごとに回答がなされます。再質問は何度でも許されます。それぞれ一長一短がありますが、新人には総括方式が向いていると言われこれを選択しました。

 初日5人目、議長から「小島信一君」と呼ばれ、議場に上がりました。議場を見渡します。全議員席、傍聴席が見えます。一呼吸入れて、用意しておいた質問原稿を開きます。ベテラン議員は、原稿を殆ど見ずに語りますが、私は全部朗読です。約20分、一気に質問を読み上げました。議員席に戻ります。市長が答弁席に向かい、答弁原稿を読み上げます。つづいて2人の担当部長が答弁席で答弁します。必死に内容を聞き取ります。再質問の準備をしなければなりません。答弁が終了します。再質問の順番です。10分そこそこの時間で全質問に答弁されてしまいますので、再質問の原稿を書く時間はありません。○、□、△、×、の記号とメモで済ませました。

 再質問は生煮えでした。答弁に不満があっても理論構成がうまくいかず、言いたいことの一部しか言えません。再々質問は時間が気になり要望を述べるだけ。ほろ苦い初体験でした。

 

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