議員日誌477   小中学校の統廃合・一貫教育      H28 1.29

    筑西市の小中一貫教育に関しては昨年にもお伝えしましたが、現教育委員会の考えは、当面、小中連携強化に留めるというものです。つまり本来の小中一貫教育は見送るということです。 市民に配布した資料には教育方針として

○小中一貫教育については積極的に推進し、全ての中学校区で義務教育学校(施設一体型)の   設置を目指すものとする。

○モデル校を選定し、小中一貫教育の成果や課題を検証するものとする.

とありますので、誤解する方もおられます。この方針を素直に読めば、「筑西市は今後、小中一貫教育を進め、近く、施設一体型のモデル校を選定する」と解釈します。冒頭のように理解するのには、何度か質問し答弁を聞かなければできません。

  また、小中学校の統廃合・適正配置というテーマを投げかけ、資料に適正規模として小学校は各学年2クラス以上、中学校は3クラス以上であると明示しています。筑西市の20ある小学校の内、11学校は全学年1クラス、また北中学校は全学年2クラスという事実も発表していますので、近々に統廃合の予定を立てるのかと考えますが、複式学級が発生するまでやらないと説明しています。教育委員会としてもジレンマがあるのでしょうか、この2つのテーマに関する説明は誤解を受けやすいように思います。

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