議員日誌424     地方議会と安保法制        H27 8.10

 集団的自衛権の合憲解釈から始まった安全保障関連法案論議は全市民的広がりを見せています。折も折、8月は広島・長崎宣言、終戦記念日、戦争忌避ムードが頂点に達するときです。個人的には、集団的自衛権限定容認の立場ですが、安倍政権が一気呵成に関連11法案を成立させようとしていることには不信感を持たざるを得ません。  

    筑西市議会の6月定例会において「安保法案の慎重審議を求める意見書」が提出されまた。私は当然賛成起立しましたが、残念ながら賛成少数で否決されてしまいました。しかし、全国の地方議会では「廃案を求める」「慎重審議を求める」「断念を求める」意見書が195議会で採択されています。  

  昨日、ある市民の方が「平和憲法を守り安保法制に反対する」主旨の市民運動を起こしたいということで協力を求めてきました。政党色を出さないことで前向きに検討する旨を伝えました。やみくもに反対するのではなく、今を好機ととらえ、安全保障はどうあるべきか真剣に議論すべきだと思います。

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