議員日誌403     議員定数削減案          H27 6.12

  今議会に、議員提出議案として議員定数削減案が出されることになりました。前議会にも出された議案(否決された)ですので、真剣に考えたいと思います。8名の議員が提出者に名を連ねています。議員定数に関しては375号にも書きましたが感情論に流されがちです。

  2名欠員であっても何も不都合はなかったから、2名削減することが合理的という意見がありますが、これには同意できません。2名欠員であったことで機能が劣化したかどうか すぐには結論は出ず、見かけ上不都合がなかったから欠員のままで良いというのは短絡的に過ぎます。この程度の市議会に対する見識では、1常任委員会5名、つまり議員定数15名でもなんとか見かけ上不都合が起きないでこなせると言う結論に至ります。

  また、定数削減すれば機能アップする、責任ある議会運営ができるという理論は成り立ちません。2年間の特別委員会の議論の中では、常任委員会の機能強化が盛り込まれた改革案が議論され、この辺を考慮すれば議員増員という意見が出る方が理論的です。

   我々が、今すべきことは、議会改革特別委員会の議論を尊重しつつ、市議会を健全に機能させるには何名の議員が必要なのか、これを真剣に考える場を提供することだろうと思います。次の選挙は4年後です。急ぐことなく時間をかけてやればよと思います。

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