議員日誌401    道の駅         H27 6.9

 本日、一般質問を行いました。その中の一つ、道の駅について。市長の招集挨拶にもありました道の駅は、平成32年度中にオープンの予定です。企画部内に推進室が設置され、現在基本構想に取り組んでいます。地方創生の核となる施設として期待され、私も基本的には賛成ですが、財政規律を心配しています。

 道の駅は、地元自治体と国がお金を出して建設し、指定管理者が運営する仕組みです。公設民営の商業施設と言えるでしょう。近年では、敷地3ヘクタールから4ヘクタール、総工事費20億円という規模になっています。質問は、道の駅の運営は、市の財政支出を前提にするのかというものでしたが、担当部長は明確に否定していました。利益を出してその中で運営する計画ということです。しかし、多くの道の駅では、10年程度経過する時点で赤字経営となり、市の財政支援を受けています。

 筑西市の財政事情はよくありません。一般財源は、ほぼ義務的経費で使われています。経常収支比率がほぼ100%です。ハコモノ作って赤字分を財政出動する余力はありません。しっかりした経営計画を練って進めるべきです。運営主体を第3セクターに任せることは賛成できません。

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