議員日誌308    空き家問題の本質      H26 7.31

 昨日は、明野鳥羽地区の市政懇談会でした。明野地区は小学校が5校あり、その為おおむね小規模です。テーマが「小学校の統廃合」ということでもありますので鳥羽小学校とOO小学校は廃止か・・と言う質問まで飛び出し、明野地区全体として関心は高いようです。

 多くの意見は廃止されることへの悲観論、小規模小学校のメリットを強調する意見でしたが、このまま小規模校を維持すれば、じり貧となり、否応なく廃校の道です。明野地区全体の人口減少に拍車がかかります。ここは一歩先んじて、県西地区のモデル的小中一貫校を目指すという選択もあるのではと思いました。義務教育先進地という看板は、教育熱心な世代に受けるでしょう。転入人口が増える可能性があります。  

 ところで、「地域の問題」として、空き家の増加が上がりました。当面は、環境上、風紀上、管理の問題として扱われていますが、その本質は、世帯の現象つまり人口減少です。集落単位で戸数が減るということは、コミュニティの崩壊に向かうということです。これは全市的、もはや全国的問題です。学校を含めた地方の生活スタイルがこれまでの延長でよいはずがありません。

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