議員日誌289     農地集積 ②       H26  5.26

 

 農地集積に関して、政府は、人農地プランや農地中間管理機構といった政策発表しています。確かにそれなりに素晴らしい政策であり、期待したいのですが肝心の農家に情報がいきわたっていない状況です。もっとも、市町村が担うべき役割があるのですが、その市町村自体に躊躇があるように感じられます。  離農や縮小する農家が、農地を貸そうと考えたとき、現状では信頼できる農家へ申し込みます。そして289で述べたように、受ける側の農家は非効率な狭小農地もセットに受けなければなりません。この場合に、市町村が積極的に動いて狭小農地の隣接地の所有者と交渉して、耕作を連続させる斡旋をしたら助かります。あるいは、中間管理機構が、貸し手農家から一旦農地を仮に受けプールして、まとめてから借り手農家に引き渡す方法がとれるのであれば、それでもうまくいくでしょう。

 現実には、市町村や管理機構はそれほどフットワークはよくありません。貸し手と借り手が決まってからでないと動きません。今度の議会において、筑西市独自の集積策をお願いするつもりです。

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