議員日誌274     再任用制度     H26 4.13

 筑西市の市役所に参りますと、いくつかの部署で再任用の職員さんを見かけます。みなさん生き生きしているように見受けられます。年金受給年齢が定年年齢と乖離したため始まった制度です。本人が希望することで、役所定年後、一定期間(今年は1年間)契約により役所で継続勤務できる制度ですが、今年は26人が契約しました。

 民間企業では法律によってすでに義務化されており、1年毎の契約で65歳まで継続勤務が可能というところが多いようです。働く意欲のある方にはありがたい制度だと思います。また、企業にとっても経験豊富な人材を、人件費を抑えながら確保できるメリットもあります。長寿社会、少子化で労働力不足が懸念される現代では必然的な流れと言えるでしょう

 一方で、筑西市には行政改革の流れから定員適正化計画があります。18年度から毎年職員数を減らし25年度で874人という目標をほぼ達成したところです。しかし、今年の3月で定年退職した職員は52人、新規採用30人、再任用26人、合計で4人増、来年以降はどのようになるのでしょう。この計画との整合性を取る必要もありそうです。また、再任者の配置とその部署の効率性、活性化を検証する必要も出てきそうです。

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