議員日誌265     変調      H26  3.3

 天候不順のせいでしょうか、ここ何日か高齢者のお悔みの報が続きます。私の母は2月20日で87、不死身と思っていましたがよる年波にはやはり勝てないようで人並に体調を壊してしまいました。母は娘が4人います。娘は全員子育てがほぼ終了しており、一報を入れると翌日には集合してくれました。数日の間は孫たちが入れ替わり立ち代わりやってきました。孫は13人います。母の変調のおかげで正月以来の大集合となりました。

 幸運にも母の体調は日増しによくなり、憎まれ口を聞くようにまでなりました。一時はこのまま回復しないかも、はじめてそんなことを考えました。考えてみれば近所には母より高齢なお年寄りはもういません。何があってもおかしくない年、これまでの健常さが奇跡だったように思えてきました。これからはもう少し母との時間を増やそうかと考えていたとき、長男が母(本人から見て祖母)との同居を相談してきました。

 母は、私の事務所と一体の建物に住んでいます。私ら家族が30年住んだ家です。そこで一人で勝手気ままに住んでいます。正直、驚きました。なんと答えてよいのか。長男がただ情に絆(ほだ)されているのか、もしそうであればすぐに来るわがままのぶつかりあいが心配です。第一嫁さんが納得するはずありません。私たち息子夫婦が同居しないのに、孫夫婦が同居するのも変なものです。しかし、意外に長男は冷静で計画的で、嫁さんと相談していました。子供の小学校入学も考慮しているようです。しかし、そうは言っても少し心配です。この話は時間をかけて進めることにしました。

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