議員日誌256     駅南地区の展望 ①     H26 1.31

 私は毎日のように駅南線(下館駅南口から南に続く道路)を車で走ります。この道路は駅から2.5㎞のところで国道294号と交差し野殿・嘉家佐和地区を通り黒子地区そして下妻市へ続きます。最近、駅から1.5㎞ほど南に来たところ――筑西幹線道との交差点予定地――に赤いリボンが直線状に並んでいます。いよいよ幹線道路の工事が始まるのでしょう。実は、駅南線の東へ400mのところに中島榎生(なかじまよの)線が南北に続いていますが、ここにも赤いリボンが続いています。この道路も拡幅整備されるのです。この中島榎生線は、市役所から水戸線をくぐり、榎生地区を通り筑西幹線道路と交差し、旭ヶ丘まで続いています。つまり、駅南には2本の整備された主要道が南北にはしり、いずれも筑西幹線道路と交差します。このエリアは筑西市のゴールデンエリアです。まっ平で駅や中心市街地に近く幹線道路へのアクセスが良好です。合併後の新市発展のホープ地です。ここを筑西市総合計画では駅南地区と呼んでいます。

 ところがそのゴールデンエリアは優良農地が広がっています。優良農地における開発は制限されています。民間がいくら進出しようとしてもなかなか歯が立ちません。近年ではJAの南支店が進出しました。しかし、後に続く企業がありません。2年後には筑西幹線道が開通します。関城地区から西方・一本松地区をぬけ見晴らしの良い駅南地区を東西に走るとき、遠くに市街地が見えるが、道路の両側は田園風景という状況は悪夢のように思います。



 

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