議員日誌 166   予算特別委員会  H25 3.11

 予算特別委員会の2日目です。早いもので、東日本大震災から丸2年が経過しました。午後2時44分、犠牲者のご冥福を祈り黙祷を捧げました。私は、当時、市議会議員選挙準備真っ最中でしたが、他の議員さんは同じく予算審議中だったそうです。

 奇しくも、予算審議は、耐震補強工事の修正案についてです。議長を除く10名の委員のうち、6名が耐震補強工事に反対する修正案を提出しました。この時点で、原案の耐震工事は否決されてしまいました。今議会の耐震工事案は確かに満足できるものではありませんでした。2年に亘る工期、6000万円もかかる仮庁舎の建設、市民感情からみてもう少しましなやり方がないのかという気持ちです。今こそ、スピカビルを仮庁舎として一時的に利用すれば、半年もかからずに工事は終了します。とは言え、スピカビルを正式な本庁舎と主張する人たちと一緒に耐震工事予算を削除することはできません。私は、修正案に反対しました。原案賛成です。

 今後は、市長選がらみで重要案件は前に進みません。議会も新市長も、市民アンケートを無視することのないよう、そして、新中核病院のために財源を確保しなければならないことを忘れないでほしいものです。

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